伝統のジャンプ週間で3度目の総合優勝を果たし、喜ぶ小林陵侑=2024年1月6日、オーストリア・ビショフスホーフェン【AFP時事】 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、オーストリアのビショフスホーフェンで伝統のジャンプ週間最終第4戦を兼ねた個人第12戦(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、小林陵侑(チームROY)が4戦連続で2位に入り、2季ぶり3度目のジャンプ週間総合優勝を果たした。優勝3度は歴代3位タイで史上6人目。総合優勝の賞金10万スイスフラン(約1700万円)を獲得した。 1回目は137メートルで1位。2回目は139メートルを飛び合計287.6点だった。4戦計1145.2点で2位アンドレアス・ウェリンガー(ドイツ)に20点以上の差をつけた。総合優勝は2018〜19年シーズンに4戦全勝で果たし、21〜22年に日本勢で初となる2度目の栄冠。4戦とも未勝利での総合優勝は72回の歴史で25年ぶり9人目となった。