2024.07.18 スポーツ

【野球】プロ野球の歴代最多勝投手 (102/107)

稲尾和久 1937年、大分県別府市生まれ。別府緑丘高(現芸術緑丘高)から56年に西鉄入りして新人王を獲得した。57年に35勝6敗、58年に33勝10敗で最多勝投手に輝いた。58年は巨人との日本シリーズでは3連敗した後、先発などで4連投。逆転優勝の原動力となって「神様、仏様、稲尾様」と称賛された。第5戦では自らサヨナラ本塁打も放った。61年にはスタルヒンが39年にマークしたプロ野球記録のシーズン42勝に並ぶ活躍で「鉄腕稲尾」と呼ばれ、中西、大下、豊田らの強力打線とともに西鉄黄金時代を築いた。63年に28勝を挙げて4度目の最多勝。通算276勝137敗、防御率1.98。写真は68年に撮影 【時事通信社】