2024.07.18 スポーツ

【野球】プロ野球の歴代最多勝投手 (78/107)

東尾修 1950年、和歌山県生まれ。箕島高時代に春の甲子園に出場し、ドラフト1位で69年に西鉄入団。「黒い霧事件」でチームの主力投手が球界から追放され、戦力が不足した影響で出場機会が増え、70年に11勝をマーク。75年に23勝15敗で最多勝投手となり、83年に18勝9敗で2度目の最多勝タイトルを獲得した。球団は経営が不安定で太平洋クラブ、クラウンライターと名称を変え、79年から西武となったが、東尾はライオンズ一筋で88年まで20年間プレーした。通算251勝247敗、最優秀選手が2度。シュートとスライダーを軸に内外角を突くスタイルで、与死球が多く「ケンカ投法」などと称された。写真は87年撮影 【時事通信社】