村山実 1936年、兵庫県生まれ。兵庫・住友工高から関大を経て阪神入団。1年目の59年から先発陣の一角に加わって18勝(10敗)を挙げ、最優秀防御率(1.19)のタイトルとともに沢村賞に輝いた。苦しそうに表情をゆがめながらダイナミックに投げる姿から、ヘルシンキ五輪のマラソン覇者エミール・ザトペックになぞらえて「ザトペック投法」と称された。65年は25勝(13敗)、66年には24勝(9敗)を挙げて2年連続の最多勝と沢村賞を獲得。70年に戦後ただ一人のシーズン防御率0点台(0.98)をマークした。オーバーハンドからサイドハンドまで三つの角度でフォークボールを投げるため「三段フォーク」と呼ばれた。写真は73年撮影 【時事通信社】
2024.07.18
スポーツ
【野球】プロ野球の歴代最多勝投手 (94/107)
村山実 1936年、兵庫県生まれ。兵庫・住友工高から関大を経て阪神入団。1年目の59年から先発陣の一角に加わって18勝(10敗)を挙げ、最優秀防御率(1.19)のタイトルとともに沢村賞に輝いた。苦しそうに表情をゆがめながらダイナミックに投げる姿から、ヘルシンキ五輪のマラソン覇者エミール・ザトペックになぞらえて「ザトペック投法」と称された。65年は25勝(13敗)、66年には24勝(9敗)を挙げて2年連続の最多勝と沢村賞を獲得。70年に戦後ただ一人のシーズン防御率0点台(0.98)をマークした。オーバーハンドからサイドハンドまで三つの角度でフォークボールを投げるため「三段フォーク」と呼ばれた。写真は73年撮影 【時事通信社】