小林繁 1952年、鳥取県生まれ。鳥取・由良育英高から社会人の全大丸を経てドラフト6位で73年に巨人入団。4年目の76年に18勝8敗、防御率2.99の好成績を収め、チーム3年ぶりの優勝に貢献した。77年も前年と同じ18勝8敗、防御率2.92の好成績で沢村賞に輝いた。 巨人が野球協約の盲点を突く形で江川卓と入団契約を交わした「江川事件」のあおりで、79年に阪神に移籍。その年に22勝(9敗)を挙げて最多勝。17完投、投球回(273回3分の2)ともにリーグ最高成績で、2度目の沢村賞を獲得した。腰をすっと沈めてタメをつくり、アンダースローから力投。江川事件以来ついて回った「悲劇のヒーロー」というイメージもあいまって、細腕のエースは人気があった。写真は81年撮影 【時事通信社】
2024.07.18
スポーツ
【野球】プロ野球の歴代最多勝投手 (74/107)
小林繁 1952年、鳥取県生まれ。鳥取・由良育英高から社会人の全大丸を経てドラフト6位で73年に巨人入団。4年目の76年に18勝8敗、防御率2.99の好成績を収め、チーム3年ぶりの優勝に貢献した。77年も前年と同じ18勝8敗、防御率2.92の好成績で沢村賞に輝いた。 巨人が野球協約の盲点を突く形で江川卓と入団契約を交わした「江川事件」のあおりで、79年に阪神に移籍。その年に22勝(9敗)を挙げて最多勝。17完投、投球回(273回3分の2)ともにリーグ最高成績で、2度目の沢村賞を獲得した。腰をすっと沈めてタメをつくり、アンダースローから力投。江川事件以来ついて回った「悲劇のヒーロー」というイメージもあいまって、細腕のエースは人気があった。写真は81年撮影 【時事通信社】