2019.11.18 スポーツ

【大相撲】珍しい決まり手 (5/126)

伝え反り 大相撲秋場所4日目。伝え反りで宝富士を下した宇良(左)=2022年9月14日、東京・両国国技館【時事通信社】 【解説】相手の手首などをつかみ、脇の下をくぐり抜けながら自分の体を反らせて倒す。 宇良が業師の本領を発揮し、20年ぶりに「伝え反り」を披露した。 左四つに組み止めたい宝富士を相手に動き回った。おっつけたり、いなしたりして機をうかがう。体が離れた一瞬に勝機あり。潜り込んで相手を背後に置く。左脇の下をくぐり抜けながら一気に反り倒した。 前回、幕内で伝え反りを決めたのが優勝25回の横綱朝青龍だったと知ると、たちまち笑顔に。憧れの存在だったと言い、「小さい頃から元気をもらっていた。うれしい」