2023.12.26
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【2023年】時事通信社が選ぶ10大ニュース特集 (12/20)
【海外6位】習体制、人事・経済で異変 中国は今年、習近平体制で異例の動きが目立った。夏以降、外相、国防相が相次ぎ解任され、ロケット軍司令官らが突然交代した。汚職や情報漏えいなどに絡み、失脚したもようだ。強権的な政権運営を続ける習国家主席の「ブレーキ役」になるという観測もあった李克強前首相が10月下旬に急死し、3月に異例の3期目に入った習氏が独裁色を強める流れは止まりそうにない。 一方、中国経済は約3年続いた「ゼロコロナ」政策の影響もあり、厳しい状況だ。人口も減少局面に突入。不動産不況が長期化し、内需は力強さに欠ける。米国との対立で輸出の先行きも明るい展望を描けない。景気が冷え込む中、若者の失業率は6月に公式統計で過去最高の21.3%を記録した後、データ公表が見送られている。 写真は、3期目入りし宣誓する中国の習近平国家主席=3月10日、北京 【AFP時事】