2021.05.18 その他

ガザ衝突 (349/363)

イスラエルの無人機が投下した催涙ガスから逃げ惑う人々=2018年5月15日、パレスチナ自治区ガザ【AFP=時事】 パレスチナ自治区ガザでは15日、米国やイスラエルへの抗議デモが続き、イスラエル軍の銃撃で2人が死亡した。約60人が犠牲になった14日よりデモ参加者や犠牲者の数は大きく減少した。ただ、イスラム教の断食月(ラマダン)が近く始まる上、18日には金曜礼拝も控え、このまま縮小するかは不透明だ。 ガザの対イスラエル境界沿いでは3月末から、デモが続き、死者数は累計100人に上る。パレスチナ人にとって15日は、1948年のイスラエル建国で70万人以上が難民となった「ナクバ(大惨事)」から70年の節目だったが、イスラエル軍によれば、デモ参加者は前日の約1割に相当する約4000人だった。