2021.05.18 その他

ガザ衝突 (165/363)

パレスチナ自治区ガザ南部ラファで、イスラエル軍の空爆後にがれきの下を捜索する住民たち=2024年2月10日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファ【EPA時事】 イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルのネタニヤフ首相は9日、パレスチナ自治区ガザ最南端の都市ラファでの戦闘に関し、「住民退避」と「ハマス大隊の壊滅」を両立させる計画を提出するよう軍に命じた。 ガザ北部から南進するイスラエルは、対エジプト境界のラファを「ハマス最後のとりで」と見ている。一方、ラファにはガザ地区の全人口230万人の半数が逃れ、既に激しい空爆にさらされながら過密状態での避難生活を強いられている。地上部隊投入を含む本格侵攻が始まれば、民間人被害がさらに拡大するのは必至。AFP通信によれば、ハマスはラファでの作戦によって「数万人が犠牲になる恐れがある」と訴えた。