2021.05.18 その他

ガザ衝突 (342/363)

イスラム原理主義組織ハマスのテレビ局に対するイスラエル軍の攻撃=2018年11月12日【AFP時事】 イスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザ各地の70カ所以上に空爆や砲撃を行い、ガザの保健省によると少なくとも3人が殺害された。軍の攻撃はガザ側の7人とイスラエル兵1人が死亡した11日の急襲作戦に続くもので、ガザ情勢は緊迫の度合いを増している。 軍の声明によると、攻撃ではガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスや、別の原理主義組織「イスラム聖戦」の軍事関連施設が標的になった。また、軍は「イスラエルへのテロを呼び掛けている」として、ガザ市中心部にあるハマスのテレビ局も破壊した。 ハマスやイスラム聖戦は12日、急襲作戦への報復としてイスラエル領内に大量のロケット弾を撃ち込んでおり、これがイスラエル軍の攻撃を激化させた。軍によれば、ロケット弾は約300発に達したが、多数を対空防衛システムで迎撃した。AFP通信によると、イスラエルの救援団体は同国南部で男性1人が死亡、女性1人が重傷を負ったと明らかにした。