2020.06.11 その他

新型コロナの影響で変わる世界の風景 (53/330)

蛇の皮でマスクを作る工芸家ブライアン・ウッドさん=2020年5月21日、米南部フロリダ州【AFP時事】 【デルレイビーチ(米)AFP時事】米南部フロリダ州で、ニシキヘビの皮で製作したマスクが売りに出されている。マイアミ近郊デイニアビーチの工芸家ブライアン・ウッドさん(63)が、新型コロナウイルス対策と害獣駆除の一石二鳥として考案した。1枚90ドル(約9700円)。 州南部エバーグレーズ国立公園の湿原では、ペットとして飼われていたとみられるニシキヘビが捨てられて繁殖。保護が必要な動物を捕食し大問題となってフロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)が懸賞金を用意して捕獲を促している。捕らえた大蛇をウッドさんの工房に持ち込んだ女性「蛇ハンター」は「6メートルくらいに育って、鹿まで食べてしまう」と語った。同じ現象はイグアナでも起きていて、ウッドさんの工房にも持ち込まれている。