2020.06.11 その他

新型コロナの影響で変わる世界の風景 (147/330)

ゴッホの絵が盗まれたオランダ中部ラーレンのシンガー美術館=2020年3月30日【EPA時事】 オランダ中部ラーレンにあるシンガー・ラーレン美術館は30日、ゴッホの絵画作品1点が盗まれたと明らかにした。美術館は新型コロナウイルスの感染拡大の封じ込め措置に伴い臨時休館中だった。 盗まれたのは「春のニューネンの牧師館の庭」と題された1884年の作品。同国北部のフローニンゲン美術館から貸し出し中だった。地元メディアによると、作品には100万〜600万ユーロ(約1億2000万〜7億2000万円)の価値があるという。犯人は30日未明、建物正面のガラス扉を壊して侵入した。シンガー美術館の館長は「ショックを受けており、強い怒りを覚える」と語った。同美術館は2007年にも美術作品の窃盗被害に遭っている。