2021.12.07 スポーツ

【大相撲】照ノ富士 (61/101)

大相撲夏場所千秋楽は24日、東京・両国国技館で行われ、関脇照ノ富士(23)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が12勝3敗で初優勝を果たした。照ノ富士は万全の寄りで碧山を下して12勝目(3敗)を挙げ、兄弟子の日馬富士が結びの一番で白鵬を破ったため、初優勝が決まった。 照ノ富士は2011年技量審査場所で初土俵を踏み、昨年春場所新入幕。初土俵から25場所目、新入幕から8場所目での初優勝は、年6場所制となった1958年以降ではともに史上3位のスピードとなった。 日本相撲協会審判部は、照ノ富士の大関昇進を諮る臨時理事会の開催を北の湖理事長に要請し、理事長も了承。27日の名古屋場所番付編成会議と理事会で正式に決まる。 照ノ富士は新関脇だった春場所で13勝を挙げた。三役を2場所で通過して大関に昇進するのは、51年夏場所の吉葉山以来、64年ぶりとなる。 写真は、優勝賜杯を手に後援者らと喜ぶ照ノ富士(両国国技館)(2015年05月24日) 【時事通信社】