2014.03.25 その他

「消費税」〜導入そして増税〜 (16/45)

中曽根康弘首相は1987年2月、消費税と同様の大型間接税である売上税の導入を柱とした関連法案を国会提出した。しかし、前年に行われた衆参同日選で中曽根首相は「国民が反対する大型間接税と称するものはやらない」「皆さん、この顔がうそをつく顔に見えますか?」などと遊説で発言していた。このため国民が強く反発し、売上税法案は5月に廃案になった。 写真は、売上税反対のデモ行進。先頭中央は黒川武総評議長(東京・明治公園)(1987年03月01日) 【時事通信社】