2014.03.25 その他

「消費税」〜導入そして増税〜 (7/45)

売上税の導入を柱とする税制改革大綱を1987年1月に決定したのを踏まえて施政方針演説する中曽根康弘首相。この演説で中曽根首相は売上税に言及せず、野党の反発を招いた(衆議院本会議場)。 2月には法案を国会提出したが、86年の衆参同日選の期間中に中曽根首相は「国民が反対する大型間接税と称するものはやらない」「皆さん、この顔がうそをつく顔に見えますか?」などと遊説で発言していた。このため国民が強く反発し、売上税法案は5月に廃案になった(1987年01月26日) 【時事通信社】