事故で痛めた右足にテーピングを施して公式練習に臨む本田真凜=2019年10月24日【時事通信社】 フィギュアスケートのスケートカナダが開催されるケロウナで22日、タクシー乗車中に交通事故に遭った女子の本田真凜が、右すねを打撲していたことが分かった。試合には予定通り出場する。日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長が24日、明らかにした。 本田は事故直後に救急車で病院に搬送され、レントゲン検査などの結果で出場可能と判断された。24日昼すぎの公式練習は右足にテーピングを施してこなした。本人は事故の影響を認めながら、「出ると決めたら、しっかり最後までやり抜きたい」と話した。男子の田中刑事もタクシーに同乗していたが、大事に至らず、病院には行かなかったという。 小林部長によると、事故は22日午後6時すぎ、練習場から宿舎への移動中にタクシーが前の車に追突して起きた。