練習を公開し、笑顔で演技するフィギュアスケート女子の本田真凜=2017年8月30日、大阪府高槻市【時事通信社】 フィギュアスケート女子で今季シニアデビューする16歳の本田真凜(大阪・関大高)が30日、大阪府高槻市の練習拠点で取材に応じ、ショートプログラム(SP)を変更する意向を明らかにした。 当初はタンゴの「ジェラシーとラ・クンパルシータ」を予定していたが、1週間ほど前に浜田美栄コーチと一緒に聴いた曲に衝撃を受けたそうで「すごくすてきな曲に出会えた」。同コーチによると「神様からのメッセージのような美しい曲」で、曲名は明かさなかった。本田の今季初戦、9月のUSインターナショナルクラシック(米国)は昨季の曲目とし、その後に新しい曲の振り付けを進めてグランプリ(GP)シリーズのスケートカナダ(10月27〜29日)から取り入れる方向だ。 本田はこの日、練習を公開。フリーの曲目「トゥーランドット」に乗って滑り、「すごく気に入っている」と好感触を口にした。平昌五輪シーズンに向け「わくわくしている。五輪出場が目標」と決意を新たにしていた。