【テニス】「芝の王者」ウィンブルドン優勝者 (33/33)
ビョルン・ボルグ(スウェーデン) 重いトップスピンのグラウンドストロークを武器に1970年代中盤から80年代初頭にかけて一時代を築いた。冷静沈着なプレーぶりから「氷の男」と呼ばれた。74年に18歳で全仏オープンを初制覇。ウィンブルドン選手権では76年から5連覇の偉業を達成した。80年の決勝はジョン・マッケンロー(米国)と対戦し、第4セットの壮絶なタイブレークを16―18で奪われたものの、フルセットの末に競り勝った。全米オープンは4度の決勝で全て敗れ、タイトルに届かなかった。四大大会シングルスの優勝は全仏の6度と合わせて通算11度。75年にはデビス・カップでスウェーデンを初優勝に導いた。87年にテニス殿堂入り。写真は79年大会で優勝したボルグ【EPA時事】〔ウィンブルドン選手権優勝年と決勝のスコア、相手〕1976年 64、62、97 イリ・ナスターゼ(ルーマニア)1977年 36、62、61、57、64 ジミー・コナーズ(米国)1978年 62、62、63 ジミー・コナーズ(米国)1979年 67、61、36、63、64 ロスコ―・タナー(米国)1980年 16、75、63、67、86 ジョン・マッケンロー(米国)