【テニス】「芝の王者」ウィンブルドン優勝者 (31/33)
ジョン・マッケンロー(米国) ライジングでたたくストロークとネットプレーを武器に1970年代後半から80年代中盤にかけて四大大会のシングルスで7勝を挙げた。ダブルスも得意で、単複ともに世界ランキング1位を記録した。ウィンブルドン選手権は80年から5年連続で決勝に進出。81年に決勝でビョルン・ボルグ(スウェーデン)を破って初優勝を遂げた。前年の80年はボルグとの決勝で3時間50分を超えるフルセットの末に敗れたが、第4セットのタイブレークを18―16で奪った壮絶な戦いは名勝負として語り継がれている。全米オープンでは79年から81年までの3連覇など計4度優勝している。写真は81年のウィンブルドン選手権で優勝を決めたマッケンロー【AFP時事】〔ウィンブルドン選手権優勝年と決勝のスコア、相手〕1981年 46、76、76、64 ビョルン・ボルグ(スウェーデン)1983年 62、62、62 クリス・ルイス(ニュージーランド)1984年 61、61、62 ジミー・コナーズ(米国)