2022.06.02 スポーツ

【テニス】「芝の王者」ウィンブルドン優勝者 (16/33)

2008年大会 フェデラーを破ってウィンブルドン初優勝を決め、歓喜するナダル【EPA時事】 第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、史上2人目の6連覇を目指した第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6―4、6―4、6―7、6―7、9―7で退け、初優勝を遂げた。優勝賞金は75万ポンド(約1億6000万円)。男子決勝の大会最長となる4時間48分の大熱戦だった。 ナダルは今年4連覇を達成した全仏オープンと合わせ、4大大会通算5勝目で、1980年のビョルン・ボルグ(スウェーデン)以来の同一年の全仏、ウィンブルドン連続制覇を果たした。スペイン勢のウィンブルドン制覇は、66年のマニュエル・サンタナ以来、2人目。 試合は雨で開始が遅れ、2度の中断も挟んで行われた。過去、2年連続決勝でフェデラーに敗れていたナダルは2セットを先取した後、続く2セットをタイブレークで落としたが、最終セットの第15ゲームで相手サービスをブレーク。第16ゲームで決着を付けた。フェデラーの芝コートでの公式戦の連勝記録は65でストップした。(2008年07月06日)

【テニス】「芝の王者」ウィンブルドン優勝者