日大の水泳部員らと記念写真に納まる池江璃花子選手(前列中央)=2019年9月8日、東京辰巳国際水泳場【時事通信社】 白血病で闘病中の池江璃花子選手が、母校日大の応援席に3日続けて姿を見せた。 声援に応えるかのように、男子学校対抗得点では日大が12年ぶりに優勝。800メートルリレーの最終泳者として粘りをみせた吉田啓祐選手は、直接声を掛けられて「頑張れた」。1年生が勝利の女神となった。 全競技終了後、池江選手は所属事務所を通してコメントを発表。「総合優勝できてとてもうれしいです」と喜んだが、自分が泳げなかったことにも触れ、「本当に悔しかったので、またリベンジします。GO! 日大!」。治療は継続中だが、復帰に向けて力強いメッセージを寄せた。