東京都特別水泳大会の女子50メートル自由形を終え、涙ぐむ池江璃花子選手=2020年08月29日、東京辰巳国際水泳場[代表撮影]【時事通信社】 白血病のため実戦から離れていた競泳女子の池江璃花子選手(20)=ルネサンス=が29日、東京辰巳国際水泳場で行われた東京都特別大会の女子50メートル自由形に出場し復帰を果たした。長い闘病生活を乗り越え、昨年1月以来約1年7カ月ぶりのレース。この種目の日本記録(24秒21)を持つ池江選手は26秒32で泳いだ。 池江選手は昨年2月に白血病が発覚して入院。同12月に退院し、今年3月にはプールでの練習を再開していた。現在は日大2年生で日本学生選手権(10月、東京辰巳国際水泳場)出場を目指しており、同選手権の女子50メートル自由形の参加標準記録(26秒86)を突破した。