全日本選手権の女子で総合優勝を果たし、表彰式で喜ぶ高木美帆。全4種目で1位となる完全制覇だった=2016年12月21日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバル【時事通信社】 スピードスケートの全日本選手権最終日は21日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで行われ、女子は高木美帆(日体大)が前日の2種目に続いて1500メートル、5000メートルも1位で全種目を制覇。大会新記録の総合162.431点で初優勝した。男子はウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)が3連覇した。 高木美は1500メートルを大会新の1分57秒49で、5000メートルを7分11秒58で制し、2002年の田畑真紀以来となる全種目優勝。総合2位は押切美沙紀(富士急)、3位は佐藤綾乃(高崎健康福祉大)だった。 ウィリアムソンは1500メートルで3位、1万メートルで2位になった。総合2位は長距離2種目を制した土屋良輔(専大)、3位は一戸誠太郎(信州大)。