世界選手権の女子総合で3位に入り、日本の女子で4人目のメダル獲得を果たした高木美帆=ノルウェー・ハーマル【EPA=時事】 スピードスケートの世界選手権最終日は5日、ノルウェーのハーマルで男女各2種目が行われ、女子は高木美帆(日体大)が4種目合計160.853点で、総合3位に入った。日本勢の表彰台は2000年大会の女子で3位の田畑真紀以来、17年ぶり。 佐藤綾乃(高崎健康福祉大)は10位、高木菜那(日本電産サンキョー)は13位でともに最終種目の5000メートルには進めなかった。イレイン・ブスト(オランダ)が3年ぶり6度目の優勝を果たした。 男子では、中村奨太(ロジネットジャパン)が最終種目の1万メートルに進み、152.598点の日本新記録で総合8位に入った。ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)、土屋良輔(専大)は4種目目に進めなかった。スベン・クラマー(オランダ)が3年連続9度目の優勝を遂げた。(2017年03月05日)