ロシアの軍用車両 (11/15)

クルガンツェフ25装甲車 アルマータ歩兵戦闘車とは異なる系統の装軌式装甲車両で、これも対ドイツ戦勝70年記念軍事パレードのリハーサルに参加した際、撮影された。エンジンを車体前部に配置する形式はアルマータ歩兵戦闘車と同じだが、無限軌道の幅は狭く、シャシーも別物のようだ。車体側面には箱形の装甲を装備しているが、複合装甲なのか爆発反応装甲(ERA)を内蔵してるかなど、詳しいことは分からない。車体の形状から水上浮航能力もあるとみられる。この車両は兵員輸送が主な役割で、車体後部の無人砲塔には12.7ミリ重機関銃が装備されているものの、下車した歩兵への火力支援能力はかなり限定的だと思われる(2015年05月04日) 【EPA=時事】

ロシアの軍用車両