ロシアの軍用車両 (3/15)

T14戦車 モスクワの街路を高速で走行するT14を真横から捉えたショット。125ミリ砲を搭載しているにもかかわらず、砲塔は極めてコンパクトにできていることが分かる。車体から上半身を突き出しているのが車長で、乗員はほかに砲手と操縦士しかいない。車体前部のキャビンから、車体の全周を監視することは不可能で、砲塔上部のテレビカメラや環境センサーなどで周囲の情報を把握するものとみられる。 エンジンには信頼性の高いディーゼルエンジンを採用し、路上での最大速力は時速65−75キロ程度とみられる。車体側面のスカート部分には、爆発反応装甲(ERA)が内蔵されている可能性が高い。車体後部のエンジン室側面には、成形さく薬弾の爆風を防ぐ効果のあるスリット式の追加装甲板を標準装備している(2015年05月04日) 【EPA=時事】

ロシアの軍用車両