ロシアの軍用車両 (4/15)

T14戦車 対ドイツ戦勝70年記念軍事パレードのリハーサルに参加するため、モスクワの街路上で待機するT14。車体前部のハッチが開いており、向かって左側のハッチから身を乗り出しているのが車長、右側から頭だけを出しているのが操縦士。主砲の真下にペリスコープ(潜望鏡式の外部監視装置)が見えるので、その下が砲手の座席とみられる。 砲塔前面の向かって右側に四角い凹みがあるが、機能は不明。T14は主砲と同軸で30ミリ機関砲を装備するとの情報もあり、今後、このスペースに機関砲が装備される可能性もある。当初の計画ではT14の量産は2016年度からで、対ドイツ戦勝70年記念軍事パレードでお披露目されたのは試作車両か先行量産タイプとみられる。ロシア陸軍は20年までに、汎用型戦闘車両プラットフォーム「アルマータ」を利用した戦車、自走砲、兵員輸送車2000両以上を調達する計画とされているが、そのうちT14が何両になるのかは分からない(2015年05月04日) 【AFP=時事】

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