2020.01.06 その他

香港抗議デモ (85/93)

香港で記者会見に臨む林鄭月娥行政長官=2019年7月9日【EPA時事】 香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする逃亡犯条例改正について、政府トップの林鄭月娥行政長官は9日、記者団に「改正案は既に死んでおり、完全な失敗だった」と語り、審議再開の見通しがないことを改めて強調した。ただ、「完全な撤回」への言及はなく、反対派は抗議を継続する方針だ。 林鄭長官は、改正案の「撤回」「廃案」といった表現は避け、「(反対派の市民が審議再開のないことを)より強く確認したがっていることは知っている。不安に思う必要はない」と話した。引責辞任に関しては「簡単なことではない。チャンスを与えてほしい」と訴えた。