デモ隊排除のため警官隊が発射した催涙ガスの煙に包まれる香港の中心街=2019年8月31日午後、香港島【時事通信社】 逃亡犯条例改正案に端を発した反政府抗議活動が続く香港で31日、再び大規模デモが行われた。警察当局は許可しなかったが、大勢の市民が香港島中心部の幹線道路を行進。デモ隊の一部が政府本部に火炎瓶を投げるなど過激化し、警官隊はデモ隊を排除するため政府本部前や立法会(議会)の敷地内で催涙弾を発射、放水車も使用した。 この日のデモは当初、民主派団体「民間人権陣線(民陣)」が計画していたが、当局が安全上の理由で許可せず、民陣はデモ中止を表明した。しかし、インターネット上で「買い物」や「散策」名目で中心部への集合が呼び掛けられ、呼応した市民が行進を始め、改正案の完全撤回や警察の責任追及、普通選挙の実施を含む「五大要求」を訴えた。
2020.01.06
その他
香港抗議デモ (65/93)
デモ隊排除のため警官隊が発射した催涙ガスの煙に包まれる香港の中心街=2019年8月31日午後、香港島【時事通信社】 逃亡犯条例改正案に端を発した反政府抗議活動が続く香港で31日、再び大規模デモが行われた。警察当局は許可しなかったが、大勢の市民が香港島中心部の幹線道路を行進。デモ隊の一部が政府本部に火炎瓶を投げるなど過激化し、警官隊はデモ隊を排除するため政府本部前や立法会(議会)の敷地内で催涙弾を発射、放水車も使用した。 この日のデモは当初、民主派団体「民間人権陣線(民陣)」が計画していたが、当局が安全上の理由で許可せず、民陣はデモ中止を表明した。しかし、インターネット上で「買い物」や「散策」名目で中心部への集合が呼び掛けられ、呼応した市民が行進を始め、改正案の完全撤回や警察の責任追及、普通選挙の実施を含む「五大要求」を訴えた。