市民に実力行使した警察の責任追及や逃亡犯条例改正案の完全撤回を求め、香港島中心部で行われた大規模デモ=2019年7月21日【時事通信社】 香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする逃亡犯条例改正をめぐり、反対派は21日、再び香港島中心部で大規模デモを行い、主催者発表で43万人(警察発表13万8000人)が参加した。抗議行動時に催涙弾などを使った警察の対応について、裁判官主導の独立調査委員会を設置して調べるよう要求。デモ隊の一部は、中国政府の出先機関前で卵を投げ付けるなど過激化したが、深夜になって警察は再び催涙弾を発射、鎮圧を図った。 デモは、6月に200万人デモを実施した民主派団体「民間人権陣線」が主催。警察が市民に対して不当に実力行使したとして、政府に調査委の設置を求めるとともに、改正案の「完全撤回」と普通選挙の実施を訴えた。
2020.01.06
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香港抗議デモ (83/93)
市民に実力行使した警察の責任追及や逃亡犯条例改正案の完全撤回を求め、香港島中心部で行われた大規模デモ=2019年7月21日【時事通信社】 香港で身柄を拘束した容疑者の中国本土への移送を可能にする逃亡犯条例改正をめぐり、反対派は21日、再び香港島中心部で大規模デモを行い、主催者発表で43万人(警察発表13万8000人)が参加した。抗議行動時に催涙弾などを使った警察の対応について、裁判官主導の独立調査委員会を設置して調べるよう要求。デモ隊の一部は、中国政府の出先機関前で卵を投げ付けるなど過激化したが、深夜になって警察は再び催涙弾を発射、鎮圧を図った。 デモは、6月に200万人デモを実施した民主派団体「民間人権陣線」が主催。警察が市民に対して不当に実力行使したとして、政府に調査委の設置を求めるとともに、改正案の「完全撤回」と普通選挙の実施を訴えた。