東大、36位に上昇=日本勢、上位に2校だけ-英教育誌番付
【ロンドン時事】英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は11日、2020年版の「世界大学ランキング」を発表した。英米の大学が上位を占める中、東大は36位タイ(前年は42位)に上昇した。ただ、日本勢は全体的に振るわず、上位200位以内に入ったのは前年同様に2校のみだった。
世界全体の1位は4年連続で英オックスフォード大が維持。2位は米カリフォルニア工科大(同5位)、3位は英ケンブリッジ大(同2位)と続いた。アジア勢の最上位は23位の中国・清華大(同22位)、これに続いたのも24位の北京大(同31位)だった。
日本勢で東大に続いたのは65位の京都大(同65位)。上位200位以内はこの2校のみで、中国勢の7校、韓国勢の6校に劣った。
日本勢の不振は国際性の欠如や論文引用数の少なさなどが主因。一方で、同誌は中国勢の台頭を指摘し、「中国は今やアジアの最上位2校の本拠地となった」と述べた。
ランキングは92カ国・地域の約1400校を対象に実施。教育や研究の質、論文引用数、国際性など13の項目で各大学を数値化した。(2019/09/12-08:32)
Univ. of Tokyo Rises to 36th in World University Rankings
The University of Tokyo rose to 36th from 42nd in the Times Higher Education World University Rankings 2020, announced Wednesday.
The number of Japanese universities in the top 200 slots stood at only two, unchanged from the previous year, according to the latest annual rankings by the Times Higher Education, a British magazine.
Top slots of the list were occupied mainly by universities in Britain and the United States.
The University of Oxford in Britain topped the list for the fourth consecutive year. The California Institute of Technology in the United States came second, up from fifth, and the University of Cambridge in Britain ranked third, down from second.
Among universities in Asia, China's Tsinghua University ranked highest, at 23rd, down from 22nd. Peking University, also in China, came 24th, up from 31st.
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