東京株、一時2800円高=米関税一部停止で急反発

10日の東京株式市場で、日経平均株価は一時、前日比2800円超上昇し、取引時間中としては4日以来4営業日ぶりに3万4000円台を回復した。トランプ米大統領が相互関税の上乗せ分を90日間停止すると発表したことを好感し株価は急反発、幅広い銘柄に買いが広がった。午前の終値は2639円14銭高の3万4353円17銭。
トランプ氏は9日、相互関税の上乗せ分について、報復措置を講じていない貿易相手国への発動を90日間停止すると表明。優良株で構成するダウ工業株30種平均の上げ幅が過去最大を記録するなど米市場の主要株価指数が急騰し、東京市場にも波及した。
特に銀行など金融関連株や半導体株の上昇率が大きかった。円安の進行も株価を支えた。市場では「世界経済への負の影響が大きく緩和される見込みとなり、株価はポジティブに反応した」(大手証券)との声が聞かれた。
[時事通信社]

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