国連に「領海地図」提出=中国、フィリピンをけん制
【北京時事】中国政府は2日、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)を自国領として明記した「領海地図」を国連に提出したと明らかにした。同礁の実効支配を正当化し、領有権を巡って争うフィリピンをけん制する狙いがある。
中国政府は先月、スカボロー礁が自国の海域にあると主張する「領海基線」を一方的に制定。今回の地図は、この領海基線に基づき作成された。同礁が中国の領土であると改めて主張する声明も国連に提出したという。中国の国連代表部は、同地図は国連のウェブサイトで公表されると強調した。
スカボロー礁はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にあるが、2012年に中国が奪取。周辺海域では中比船舶の小競り合いが相次いでいる。
[時事通信社]
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