新種と確認されたウラシマタナイスの雄(左)と雌[北海道大の田辺優航さん提供]【時事通信社】 アカウミガメの甲羅に生息する新種の甲殻類が鹿児島県で発見され、浦島太郎にちなんで「ウラシマタナイス」と命名された。北海道大の角井敬知講師や大学院生の田辺優航さんらの研究チームが見つけ、国際動物学誌ズータクサ電子版に論文が掲載された。 ウラシマタナイスは体長数ミリで、大きなはさみを持つ。詳しい生態は不明だが、脚から糸を出してカメの甲羅の上に管状の巣を作り、生活しているとみられる。 研究チームは2016年、鹿児島県・屋久島に産卵のため上陸したアカウミガメの甲羅から、微小生物を採取。詳しく調べたところ、口の特徴などからウラシマタナイスを新種と確認した。(2017/12/04)
2019.11.18
自然・ユニーク
新種だよ 珍種も集合 (10/66)
新種と確認されたウラシマタナイスの雄(左)と雌[北海道大の田辺優航さん提供]【時事通信社】 アカウミガメの甲羅に生息する新種の甲殻類が鹿児島県で発見され、浦島太郎にちなんで「ウラシマタナイス」と命名された。北海道大の角井敬知講師や大学院生の田辺優航さんらの研究チームが見つけ、国際動物学誌ズータクサ電子版に論文が掲載された。 ウラシマタナイスは体長数ミリで、大きなはさみを持つ。詳しい生態は不明だが、脚から糸を出してカメの甲羅の上に管状の巣を作り、生活しているとみられる。 研究チームは2016年、鹿児島県・屋久島に産卵のため上陸したアカウミガメの甲羅から、微小生物を採取。詳しく調べたところ、口の特徴などからウラシマタナイスを新種と確認した。(2017/12/04)