新種だよ 珍種も集合 (2/66)

かごしま水族館(鹿児島市)で展示され、新種のエイと判明した「モノノケトンガリサカタザメ」。体長は最大で2メートル以上になるという=2020年9月25日【時事通信社】 1997年の開館以来、20年以上展示されていたエイが実は新種だった―。鹿児島市の「かごしま水族館」は26日までに、館内の水槽で「トンガリサカタザメ」として飼育されていたエイの仲間が新種だったと明らかにした。 トンガリサカタザメは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに指定されている。研究チームの黒潮生物研究所(高知県)の研究員小枝圭太さん(34)によると、新種はその仲間で、日本近海で新種のエイが発見されたのは約10年ぶり。裏から見ると三角巾を着けたお化けのように見えることから「モノノケトンガリサカタザメ」と命名された。