日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりの女性騎手となった藤田菜七子(18)=美浦・根本康広厩舎(きゅうしゃ)=が5日、千葉県船橋市の中山競馬場でJRAでのデビュー戦に臨み、2着となった。 初陣となる第2レースで騎乗したネイチャーポイントは、藤田への「応援票」も得て、支持は単勝3番人気。好スタートを切って序盤は先行馬群の直後につけると、ゴール前では先に抜け出していた同オッズ1.3倍の本命馬を猛追。「絶対に抜かしてやる」と懸命にムチを振るったが、4分の3馬身届かず2着に敗れた。「きょうは直線が短く感じた。悔しい思いでいっぱい」。客席からは健闘をたたえる拍手が響いた。この日の騎乗は1レースのみ。6日は計2レースに乗る予定で、「(2戦とも)憧れの武豊騎手と同じレースだけど、負けたくない気持ちはもちろんある」。藤田は3日に地方競馬の川崎競馬場で初騎乗し、計6レースで2着が最高だった。 写真は、レースを終え、検量に向かう藤田菜七子騎手(左)。右は根本康広調教師=千葉・中山競馬場(2016年03月05日) 【時事通信社】
2024.10.18
スポーツ
【競馬】女性騎手・藤田菜七子 (27/65)
日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりの女性騎手となった藤田菜七子(18)=美浦・根本康広厩舎(きゅうしゃ)=が5日、千葉県船橋市の中山競馬場でJRAでのデビュー戦に臨み、2着となった。 初陣となる第2レースで騎乗したネイチャーポイントは、藤田への「応援票」も得て、支持は単勝3番人気。好スタートを切って序盤は先行馬群の直後につけると、ゴール前では先に抜け出していた同オッズ1.3倍の本命馬を猛追。「絶対に抜かしてやる」と懸命にムチを振るったが、4分の3馬身届かず2着に敗れた。「きょうは直線が短く感じた。悔しい思いでいっぱい」。客席からは健闘をたたえる拍手が響いた。この日の騎乗は1レースのみ。6日は計2レースに乗る予定で、「(2戦とも)憧れの武豊騎手と同じレースだけど、負けたくない気持ちはもちろんある」。藤田は3日に地方競馬の川崎競馬場で初騎乗し、計6レースで2着が最高だった。 写真は、レースを終え、検量に向かう藤田菜七子騎手(左)。右は根本康広調教師=千葉・中山競馬場(2016年03月05日) 【時事通信社】