日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりの女性騎手となった藤田菜七子(18)=美浦・根本康広厩舎(きゅうしゃ)=が15日、高知市の高知競馬場で6レースに騎乗し、2度3着に入るなど健闘したが、初勝利は挙げられなかった。 高知競馬所属の現役最多勝女性騎手、別府真衣との対戦も4度実現。ともに乗った第3レースで優勝した第一人者の手綱さばきに「追うのもきれいだし、本当にすごいと間近で見て感じた。早く追い付けるように頑張らなければと心の底から感じた」と感心。大きな刺激を受けた様子だった。周囲の注目が集まる中で、勝てない現状には「良い馬に乗せていただいて結果が出せず本当に悔しい。本当に早く勝ちたいと思う」。プロらしい意地ものぞかせた。 藤田は3日に地方の川崎競馬場で初騎乗し、5日には中山競馬場で中央デビュー。ここまで22レース(中央10、地方12)に騎乗した。 写真は、第3レースを終えた藤田騎手(2016年03月15日) 【時事通信社】
2024.10.18
スポーツ
【競馬】女性騎手・藤田菜七子 (18/65)
日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりの女性騎手となった藤田菜七子(18)=美浦・根本康広厩舎(きゅうしゃ)=が15日、高知市の高知競馬場で6レースに騎乗し、2度3着に入るなど健闘したが、初勝利は挙げられなかった。 高知競馬所属の現役最多勝女性騎手、別府真衣との対戦も4度実現。ともに乗った第3レースで優勝した第一人者の手綱さばきに「追うのもきれいだし、本当にすごいと間近で見て感じた。早く追い付けるように頑張らなければと心の底から感じた」と感心。大きな刺激を受けた様子だった。周囲の注目が集まる中で、勝てない現状には「良い馬に乗せていただいて結果が出せず本当に悔しい。本当に早く勝ちたいと思う」。プロらしい意地ものぞかせた。 藤田は3日に地方の川崎競馬場で初騎乗し、5日には中山競馬場で中央デビュー。ここまで22レース(中央10、地方12)に騎乗した。 写真は、第3レースを終えた藤田騎手(2016年03月15日) 【時事通信社】