2023.07.06 その他

新型コロナウイルスとの闘い◆3年間の記録 (6/93)

2020年1月:武漢封鎖 新型コロナウイルスによる肺炎で深刻な被害が出ている中国湖北省武漢市は1月23日、市外への感染拡大を防止するため、空港や鉄道駅を閉鎖し、交通機関の運行を停止する事実上の移動制限に乗り出した。北京の在中国日本大使館は同日、武漢市で日本人男性が重度の肺炎を発症し入院したことを明らかにした。武漢と成田を結ぶ直行便を運航している全日本空輸や春秋航空日本は相次ぎ欠航を発表した。 武漢は長江と支流の漢江が交わる大都市で、人口約1100万人。日系企業も多く進出している。安倍晋三首相は1月26日夜、首相公邸で記者団の取材に応じ、武漢市とその周辺に滞在する邦人のうち希望する全員を帰国させる方針を示した。 写真は閉鎖された漢口駅の外で警戒に当たる武装警察部隊(2020年01月23日) 【EPA時事】