2020年1月:日本国内で初の感染確認 中国湖北省武漢市で発生している新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎について、厚生労働省は1月16日、同市から帰国した神奈川県の30代男性から同型ウイルスの陽性反応が出たと発表した。国内で患者が確認されたのは初めて。政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集を進めた。写真は首相官邸で記者会見し、国内初の感染者確認を発表する菅義偉官房長官。 中国からの情報が限られていたこともあり、国内で新型ウイルスに対する危機感は希薄だった。専門家も「国内で感染が広がるリスクはほぼない」「致死率は10%弱のSARS(重症急性呼吸器症候群)よりかなり低い印象。SARSは当初から重症者がもっと多かった」との見方を示していた。 【時事通信社】
2023.07.06
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新型コロナウイルスとの闘い◆3年間の記録 (3/93)
2020年1月:日本国内で初の感染確認 中国湖北省武漢市で発生している新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎について、厚生労働省は1月16日、同市から帰国した神奈川県の30代男性から同型ウイルスの陽性反応が出たと発表した。国内で患者が確認されたのは初めて。政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集を進めた。写真は首相官邸で記者会見し、国内初の感染者確認を発表する菅義偉官房長官。 中国からの情報が限られていたこともあり、国内で新型ウイルスに対する危機感は希薄だった。専門家も「国内で感染が広がるリスクはほぼない」「致死率は10%弱のSARS(重症急性呼吸器症候群)よりかなり低い印象。SARSは当初から重症者がもっと多かった」との見方を示していた。 【時事通信社】