2022.06.02 スポーツ

【テニス】「芝の王者」ウィンブルドン優勝者 (29/32)

ボリス・ベッカー(ドイツ) 大砲に例えて「ブンブン・サーブ」と呼ばれた強力な武器を軸に、十代から華々しく活躍。1985年のウィンブルドン選手権をノーシードから勝ち上がり、決勝でケビン・カレン(米国)を倒して17歳7カ月で初優勝を遂げた。翌86年はイワン・レンドル(チェコ)を決勝で下して連覇。89年には好敵手だったステファン・エドベリ(スウェーデン)を破って3度目の優勝を飾った。女子のシュテフィ・グラフとともにドイツ黄金期を築いた。89年に全米オープンを制したほか、全豪でも91年、96年に優勝。クレーコートでは力を発揮しきれず全仏オープンは4強が最高成績。92年のバルセロナ五輪ではミヒャエル・シュティヒと組んだ男子ダブルスで金メダルを獲得した。99年に引退し、2003年に国際テニス殿堂に入った。写真は89年のウィンブルドン準決勝で雄たけびを上げるベッカー【AFP時事】〔ウィンブルドン選手権優勝年と決勝のスコア、相手〕1985年 63、67、76、64 ケビン・カレン(米国)1986年 64、63、75    イワン・レンドル(チェコ)1989年 60、76、64    ステファン・エドベリ(スウェーデン)

【テニス】「芝の王者」ウィンブルドン優勝者