スペインのバルセロナで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル男子で2連覇を果たした羽生結弦が16日、成田空港着の航空機で帰国した(写真)。到着ロビーでは約100人のファンが待ち受け、羽生はその目の前で金メダルを首に下げ、歓声に笑顔で会釈した。熱烈な出迎えに「(金メダルを獲得した)ソチ五輪から帰ってきた時のような感じで、びっくりしている」。 26日から長野市で行われる全日本選手権では3連覇に挑む。羽生は「GPファイナルがそうだったように、同じタイトルでも試合内容は毎年異なる。3連覇は意識しない」と自然体を強調。「すでに試合は始まっていると思っている。短期間でどれだけ成長できるかに重点を置いて練習していく」と、気持ちを引き締めた(2014年12月16日) 【時事通信社】