W杯複合・個人第18戦で2位になった渡部暁斗(左)。中央は優勝したビヨルン・キルヒアイゼン(ドイツ)=2017年2月10日、札幌市白旗山距離競技場【時事通信社】 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は10日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場などで個人第18戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が今季自己最高の2位に入った。渡部暁は今季3度3位となり、4度目の表彰台。2季ぶりの通算8勝目にはあと一歩及ばなかった。 渡部暁は前半飛躍(HS137メートル、K点123メートル)で2位につけ、27秒差でスタートした後半距離(10キロ)で序盤からトップに立ったが、最後にキルヒアイゼンにかわされた。キルヒアイゼンは4季ぶりの優勝で、通算17勝目。