W杯複合・個人第19戦で優勝し、表彰台で喜ぶ渡部暁斗=2017年2月11日、札幌市白旗山距離競技場【時事通信社】 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は11日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場などで個人第19戦が行われ、渡部暁斗が2季ぶりの優勝を遂げた。2015年3月以来の通算8勝目を挙げ、ドイツ勢の今季開幕からの個人戦連勝を18で止めた。 渡部暁は前半飛躍(HS137メートル、K点123メートル)で134.5メートルを飛んで4位につけ、後半距離(10キロ)をトップから25秒遅れでスタート。5キロ手前でトップに立ち、終盤に後続を突き放した。