高校遺児世帯、貧困浮き彫り=可処分所得、全平均の46%―あしなが育英会調査

「あしなが育英会」(東京都千代田区)による高校生向けの奨学金を受ける世帯の可処分所得の平均額が、国の調査における全世帯平均額の約46%にとどまることが、同会の調査で分かった。同会は病気などで親を亡くした子を支援しており、「貧困で子どもの未来が閉ざされないように支援を強化したい」としている。
調査は昨年10月、オンラインと郵送を通じ、奨学金受給世帯の保護者3536人を対象に実施。66%に当たる2334人から回答があった。
就業状況については、約7割が「就業している」と答えたが、そのうち61.3%が派遣社員やアルバイトなどの非正規雇用だった。可処分所得の平均額は187.8万円で、2023年に厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」での全世帯平均額405.8万円と比べると46.3%にとどまった。
同会は26日、調査結果を受け、月3万円を3年間給付する高校生向け奨学金の採用人数を25年度は500人増やすと発表した。24年度の1538人から2000人程度に増える見込みで、採用率は24年度実績の44.1%から60%程度になるという。
26日に記者会見した同会の村田治会長代行は「保護者は経済的な貧困により時間の余裕がなくなり、社会的な孤立へとつながっている」と指摘。「保護者同士の交流会を開くなどして支援していきたい」と話した。
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