iPhoneに価格上昇圧力=米相互関税で最大43%―証券会社試算
【シリコンバレー時事】ローゼンブラット証券は3日、トランプ米大統領による相互関税導入で、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が最大43%値上がりする可能性があるとの試算を明らかにした。アップルは中国依存の生産体制を見直してきたが、分散先のインドやベトナムも関税の対象となっており、コスト増が販売価格上昇につながる恐れがある。
試算などによると、昨年発売の「アイフォーン16」は、最低販売価格が799ドル(日本では12万4800円)から1142ドルに、最上位の「16プロマックス」の最高価格は1599ドルから2300ドル近くに上がる可能性があるという。
3日の米株式市場では、米アップルが一時、前日比10%下落した。中国を中心に構築された同社のサプライチェーン(部品供給網)への打撃に懸念が高まった。中国に適用される相互関税率は34%で、これまでの追加関税分を含め計54%となる。
第1次トランプ政権時代にも中国製品に関税が課されたが、アップルは複数の製品で適用除外を受けた。今回はまだ除外されていない。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
東京株、一時1500円超安=市場の動揺収まらず
-
ナイトクラブの屋根崩落、98人死亡=元中日ブランコ選手も犠牲―ドミニカ共和国
-
相互関税、完全適用を開始=日本24%、中国は計104%に―米政権
-
元中日のブランコさん死去
-
「地方創生支援官」180人任命
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎