備蓄米、店頭へ=生協・全農が出荷、外食も活用検討

政府備蓄米の流通がいよいよ本格化する。日本生活協同組合連合会は26日、備蓄米が今月末にも店頭に並ぶとの見通しを明らかにした。全国農業協同組合連合会(JA全農)グループの全農パールライスは既に出荷を開始。大手外食チェーンも備蓄米の活用を検討している。高騰したコメの価格低下につながるかが注目される。
日本生協連は、関東と関西の10生協にブレンド米として出荷する。「備蓄米」とは表記しないが、価格は従来の単一銘柄品に比べて下がり、5キロで4000円を下回る見込みだ。
全農パールライスは先週、首都圏などの一部取引先に出荷を開始した。既に店頭に並んでいるとみられる。ある大手コメ卸は今週後半から全国の大手スーパーなどに出荷する予定で、店頭価格は3000円台前半と、これまでより1~2割安くなるとみている。
外食業界も備蓄米を使う検討に入った。牛丼チェーン吉野家は24日に備蓄米の試食会を実施。品質、他の国産米や外国産米とのブレンド比率などの確認を進め、使用するかどうか判断する。焼き肉チェーンなどを展開するコロワイドも備蓄米を使用する計画だ。
4月上旬には備蓄米の本格的な流通が始まる見通し。ただ、コメ卸大手の担当者は「余裕がある水準ではない」と懸念する。政府が放出を決めたのは21万トンで、日本生協連農畜産部の高杉康彦部長も「不足感は解消しない」との見方を示した。
消費の現場に近いスーパーは悲鳴の声を上げている。日本チェーンストア協会の増田充男執行理事は26日の記者会見で「2月はとにかく高かった。少しでも下がってほしい」と訴えた。
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