金谷、最終盤で勝負強さ=「自分らしく」乗り越える―ゴルフ日本シリーズ
抜群の勝負強さを見せた。大事なパットを決めるたびに強く握った右拳を振った金谷。逆転で賞金王に輝き、「特に最後の5ホールは気持ちだと思ってプレーした」。
トップの平田と300万円弱の小差で迎えた最終戦。その最終盤は平田とほぼ一騎打ちの展開に。「たくさんの応援があり、(故郷の)広島から母も来てくれた。しっかり自分らしいプレーをする」と集中した。ショットに切れがあり、パットも堅実。確実にスコアをつくると、16番は4メートルのバーディーパットを決め、17番では10メートルをねじ込んでイーグル。難関18番もボギーでしのいだ。
プロデビューした2020~21年シーズンは2位、昨季は3位と惜しくも逃してきたタイトルをようやくつかんだ。「ルーキーの時は通過点という気持ちもあったけど、だんだん賞金王の重みを感じ始めていた」と言う。ツアーきってのショットメーカーが、経験を糧に重圧に打ち勝った。
日本の賞金王として、欧州ツアーの出場権を獲得。3日からは来季米ツアーの出場権を懸けた2次予選会にも挑戦する。「すぐに試合があるので、一日一日成長していけるように頑張る」。早くも切り替え、目標だった海外でのプレーに向け本格的にシフトしていく。
[時事通信社]
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