世界陸上選手権の男子100メートル決勝で力走するサニブラウン・ハキーム(右)。この種目で日本選手として初めて決勝に進み、7位に入った=2022年7月16日、米オレゴン州ユージン【時事通信社】 米オレゴン州ユージンで16日に行われた陸上の世界選手権男子100メートル決勝で、サニブラウン・ハキーム選手(23)=タンブルウィードTC=が10秒06(向かい風0.1メートル)で7位に入賞した。 これに先立つ準決勝では1組3着の10秒05(追い風0.3メートル)で走ってタイム順により、1983年に始まった世界選手権の同種目で日本選手として初めて決勝に進出。五輪を含めると、32年ロサンゼルス五輪6位の吉岡隆徳以来、90年ぶりとなった。 ガーナ人の父と日本人の母を持つサニブラウン選手は、東京・城西高から米フロリダ大に進学。2019年5月に日本人2人目の9秒台となる9秒99、同6月に当時日本新記録の9秒97をマーク。今大会の予選では9秒98で準決勝に駒を進めていた。
2024.08.06
スポーツ
【陸上】サニブラウン・ハキーム〔パリ五輪〕 (11/83)
世界陸上選手権の男子100メートル決勝で力走するサニブラウン・ハキーム(右)。この種目で日本選手として初めて決勝に進み、7位に入った=2022年7月16日、米オレゴン州ユージン【時事通信社】 米オレゴン州ユージンで16日に行われた陸上の世界選手権男子100メートル決勝で、サニブラウン・ハキーム選手(23)=タンブルウィードTC=が10秒06(向かい風0.1メートル)で7位に入賞した。 これに先立つ準決勝では1組3着の10秒05(追い風0.3メートル)で走ってタイム順により、1983年に始まった世界選手権の同種目で日本選手として初めて決勝に進出。五輪を含めると、32年ロサンゼルス五輪6位の吉岡隆徳以来、90年ぶりとなった。 ガーナ人の父と日本人の母を持つサニブラウン選手は、東京・城西高から米フロリダ大に進学。2019年5月に日本人2人目の9秒台となる9秒99、同6月に当時日本新記録の9秒97をマーク。今大会の予選では9秒98で準決勝に駒を進めていた。