垂直離着陸機V22オスプレイ (19/117)

住民らが見守る中、騒音測定のため、デモ飛行する米軍普天間飛行場配備のオスプレイ=2016年11月8日、佐賀空港【時事通信社】 陸上自衛隊が導入する新型輸送機「オスプレイ」の佐賀空港(佐賀市)への配備計画で、米海兵隊のオスプレイが8日、同空港周辺でデモ飛行を実施した。配備に向け、地元の理解を得るのが目的で、防衛省が騒音を測定した。山口祥義知事が稲田朋美防衛相に試験飛行を要望していた。同省は、測定した数値を後日公表する。 防衛省によると、飛行したのは普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備の1機。通常の経路と悪天候時の計器飛行の場合の経路で空港周辺を周回して離着陸したほか、滑走路上でホバリングを実施。空港周辺に設けた測定器で飛行時の騒音を測定した。デモ飛行については、周辺住民から「騒音の程度を知るためには、実機の飛行が必要」との声が出ていた。