垂直離着陸機V22オスプレイ (4/117)

飛行訓練をする陸上自衛隊のオスプレイ=2019年7月11日、米ノースカロライナ州の海兵隊ニューリバー航空基地【時事通信社】 日本には来年3月の配備が予定されるが、受け入れ候補地ではオスプレイの安全性への懸念などから反対運動が起きている。事故などが許されない状況の中、陸自隊員は安全への信頼確保に向けて訓練を重ねていた。 同基地のだだっ広い駐機場には、数十機のオスプレイが等間隔で並んでいた。その端には、機体後部に日の丸とともに「陸上自衛隊」と記された真新しい3機。自衛隊専用の無線機や衛星通信機器を搭載した以外は、海兵隊仕様のオスプレイと同じ性能を持つ。 今年5月から順次ニューリバー基地に納入された。1機が飛行訓練を行う中、陸自の整備員数人が米軍関係者らと最新機の点検を行っていた。